マクドナルド９月売上高

３カ月ぶりプラス「節電要請」解除が後押し。日本マクドナルドホールディングスが５日発表した日本マクドナルドの９月の既存店売上高は、単月では今年最高の伸び率となる前年比４．８％増で３カ月ぶりのプラスとなった。節電要請が解除されて消費者の生活サイクルが通常に戻ってきたことや、各種イベントが奏功したという。客数は２．５％増、客単価は２．２％増で、ともに３カ月ぶりのプラスだった。マックフライポテトの全てのサイズを１５０円の特別価格で、９月５～１５日に販売したキャンペーンが集客効果を発揮した。秋の人気商品「月見バーガー」を発売した最初の日曜日となった１１日は全店で過去最高の客数を記録。マクドナルド創業４０周年を記念して開催した「マクドナルド　ハンバーガーデー」も好評だった。節電が求められた夏場は「土日に仕事をする人が増え、週末のファミリー層の来店が減少した」（同社）ことなどから、既存店売上高は７月が３．８％減、８月は８．９％減と２カ月連続で前年割れしていた。
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